失踪の謎、その調査

残された具体的な手がかり

行方不明者の基本的な情報(氏名や住所など)からでも色々な視点からその可能性を広げ、捜査の確立を高めていけることがわかりました。しかしこれらの基本的情報のみで発見までのプロセスにはなかなか時間が掛かり難しいのが実情です。基本的な情報から得られたデータと、他に行方不明者の持ち物や身の回りの状況、行動といったある程度掘り下げた情報と照らし合わせていくことで、難解なパズルを解くように解決されておくものなのです。

行方不明者は自分の存在証拠となるものをまったくなくした状態で姿をくらますことは不可能です。たとえ具体的な品物などが処分されていたとしても過去の情報や行方不明者にかかわった人物などから「記憶」としての証拠は必ず残しているものです。

では具体的な物的証拠にはどのようなものでしょうか。
以外に多いのは書置きや遺書といったものです。どうして失踪してしまったのかを知る上でも重要ですし、その後の行動などの手がかりにもなります。
そして現金や銀行などのキャッシュカードの有無です。場合によっては引き出したATMの情報を得られますし、無一文で失踪したのか、もしくは高額の現金を所持して失踪したのかを知ることで探し方の選択肢も絞れます。
そして物的証拠以外でも勤務先や学校、友人などの氏名や職業などを知ることで、なんらかの手がかり繋がる場合もあるのです。

また行きつけだったお店の情報、免許証の種類や有無、交際相手や親や兄弟など、どんな些細なところからも意外な発展に結びつく場合が考えられます。